二人の時間
卒業式の日
いじめていた男子グループは玄樹くんと玄樹くんのお母さんに謝りに行ってた。
あたしは影から玄樹くんのことを見ることしか出来なかった。
でも卒業式の後のクラスみんなで打ち上げをしたとき
玄樹くんは『彩ちゃん、ありがとう』って笑顔で言ってくれた。
「なにもしてないよ?」
「んーん、ずっと俺の味方でいてくれたでしょ?」
当たり前じゃん。
あたしはずっと玄樹くんの味方だからなんて思いながら大きく頷いた。
二人で笑いあった。
いじめていた男子グループは玄樹くんと玄樹くんのお母さんに謝りに行ってた。
あたしは影から玄樹くんのことを見ることしか出来なかった。
でも卒業式の後のクラスみんなで打ち上げをしたとき
玄樹くんは『彩ちゃん、ありがとう』って笑顔で言ってくれた。
「なにもしてないよ?」
「んーん、ずっと俺の味方でいてくれたでしょ?」
当たり前じゃん。
あたしはずっと玄樹くんの味方だからなんて思いながら大きく頷いた。
二人で笑いあった。