。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅳ・*・。。*・。
おはようございます
黄龍
我が君――――
おかげんいかがですか?
宜しいですか…?
私以外、全員敵―――
――――誰かの声が聞こえた。
敵
そう目の前に居るこいつはも敵だ―――
私は布団を蹴り上げるとベッドから降り立った。
「お嬢……」
男が不思議そうに目をまばたき、私は男に向かって拳を振り上げた。
「お嬢!!」
男の声が病室に響いた。