【完】終わらないラブストーリー
prolog
柔らかい春の風が私の頬を撫でる。
どこまでも広がる青い空が薄ピンクの桜に良く似合う。
「おーい。茉莉亜行くぞー」
「あっごめんごめん今行くー」
私には今大切な彼と、大好きな友達がそばにいる。
そんな私を
“貴方”はきっと
────恨んでいるでしょう。
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