【完】終わらないラブストーリー
「私は先生が好きです。お父さんたちもきっと…応援してくれます。私たちのこと」
「俺もまりあちゃんが大好きだよ。でもそうは言ったって、世間は許してくれないだろ?だから…」
「…世間なんて関係ないです!!」
「ったく…お願いだから最後まで話を聞いてくれ」
「え?」
「まぁ、言わなかった俺が悪いんだけど。一応アメリカについてから連絡しようと思ってたんだよ」
「なんですかそれは!!遅いでしょう!?」
「…まだ最後まで話してないぞ」
「ご、ごめんなさい」
「まりあちゃんが高校を卒業した頃迎えに来る」
「…迎えに?」
「アメリカの学校で俺も成長してくるから、まりあちゃんもちゃんと成長しとけよ?特に…こことかな?」
先生は私の胸を指さし、ニヒヒと笑う。
「…先生っ!!!」