【完】終わらないラブストーリー
振り返るとそこにはキヨ先生がいた。
走ってきたのかな。
息切れしてる。
「どうしたんですか?」
「何一人で帰ろうとしてんの。俺を置いて!」
「え!?でも先生仕事…」
「俺は定時でいつも帰るし笑ちょっとくらい待っててくれたっていいじゃん」
「ご、ごめんなさい?」
私なんで謝ってるんだろう…。
「今急いできたから持ってかえるもの忘れた!待っててよまりあちゃん!」
先生はまた学校の中に戻っていった。
私は取り出したiPodをまた鞄の中にしまい、先生を待った。