【完】終わらないラブストーリー
「ごめん藤本さん。ご飯中に」
「別に大丈夫だよ。えっと私に何か?」
「うん、いきなりなんだけど…」
「?」
「藤本さんが好きです。俺と付き合ってください」
その人は深く私にお辞儀をして、右手を私に出した。
えっ、これって
告白っていうやつ????
「わ、私ですか!?」
彼は頭を上げ深くうなずいた。
「でも私…あなたのことそんなに知らないです…」
「俺も藤本さんは廊下ですれ違ったりするだけで…単純に一目ぼれなんです!もし、付き合うとかがまだ考えられないなら友達からお願いします!!!!」
結局私は相手の気迫に負けて
メアドを交換、友達からってことになった。
生まれて初めての告白。
胸がドキドキしたけど、でも恋ってこんなに簡単に始まるものなの?
でも、
これだけじゃ終わらなかった。