僕と私のおしゃべりCafe+α
「鬼頭さん。何か悩んでるみたいだな」
「……そうだな」
「あ、次は驚いてる」
「ふっ……」
「……龍真が笑った?」
「笑ってない」
「笑ったね」
「笑ってない」
「笑った」
「………………」
何を言っても無駄だと判断した龍真は黙り込んだ。
まあ、微かですが笑っていたのに、笑っていないと押し通すのは少し無理があると思いますよ龍真。
早めに諦めたのは、良い判断だったでしょう。
そこは褒めましょうか。