君の血と僕
倒れました。
ついに僕は倒れてしまった。

血を飲まないせいもある。

でも、言わなきゃ、言えない。

の、精神的な面もあった。

メールが来た。


「大丈夫?」

「うん、寝てる。」

「虹くんちに行くよ。」

「ありがとう。」

「何か食べたいのとか、飲みたいものとかある?」



・・君がほしいよ。

・・君の血を少し飲んでも怒らないかな?


「大丈夫。寝てればよくなる。」

「なんか食べないと。適当に買っていくね。」

彼女は色々なものを買ってきてくれて、

おかゆまで作ってくれた。
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