ヒロインになりたくて
またまた戸惑う実織に選んだ服を渡して試着室に放り込む。


絶対に似合うのはわかってる。



私、こういうこと好きかも。






「りくちゃん?」





「可愛い。これ着てくからね。だいたいあんた私服のセンスなさすぎなんだから。仮にも好きだった高野くんの彼女なんだし可愛いんだからもうちょっといい格好すること。また私と買い物行くの決定だからね」




「・・・嬉しい。ありがとう」




それからブーツを買ったりカバンを買ったりして実織が着てたものや持ち物は全部コインロッカーに入れて私たちはアクセサリー売り場を見ていた。
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