隣からの音楽


--数分後



私はすごーく恥ずかしい気持ちでいっぱいだった。


大きな物音を心配して来てくれた隣人をムリヤリ部屋にひっぱるなんて・・・




「ほんとすみません…」


「大丈夫ですよ。

でも、まさかゴキ○リだったとは」



“グサッ”


そう。

ことの始まりは黒い物体Gの出現から。


近づくことさえできない私は隣人をムリヤリひっぱって退治してもらったのだ。



「いつもは彼氏にしてもらうんですけど…」


出張中だから。




「彼氏さん・・・ね」


「?」


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