私と先生。近くて遠い距離

奈津の家には他の３Ａの仲間がたくさん来ている。



ぁたしはつい文化集会のことを思い出してしまって泣いてしまった。


悔しかったんだ。


３Ａが認められなかったことがすごく悔しかった。



泣いているぁたしの横を何も言わずに歩いてくれる仲間がいた。




陽菜ちゃんだ。



「ごめんね…また、泣いちゃった…」

ぁたしの言葉に陽菜ちゃんは


『いっぱい泣いていいよ。今泣くのは泣き虫なんかじゃないし、今思ってる柚歌の気持ちって誰の思いにも変えられないものだと思うんだ。
だから、無理しなくてもいいんだよ…？』

そう言って、ハンカチを貸してくれた。







また、涙が止まらなくなった…