裏切りの恋
 
2年近く前のあの日、

明からプロポーズをされて、純粋に嬉しかった。


自分も早く明と結婚したい。

明とずっと一緒にいられるようになりたい。


ただそれだけを思っていた。



なのに……



「ぁ……」



あの時のように、すぐに「はい」と答えられないのは何故だろう……。




ピリリリリリ……


「!!」



その時、あたしの携帯が鳴った。
 
 
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