裏切りの恋
 
「ん……ふ……」
「……はぁ…」


お互いの唾液が混ざり合うほど、舌を絡ませ深く口づける。


そんなんじゃ足りなくて
もっともっと一つになりたくて


「ひろ…とぉ……」


裕翔の一つ一つの愛撫に、気が狂いそうなくらい感じた。


たくさんお互いに感じさせて

あたしと裕翔がひとつになったとき…



「……っ…」



涙がこみ上げてきた。
 
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