裏切りの恋
 
「明…おかしいよ、そんなの……。
 そんなふうに裕翔を傷つけること言って……。
 大好きだったんでしょ?大切な親友だったんでしょ?」

「……」


黙り込む明。

そして小さくつぶやいた。


「……そうだよ。一番の……親友だった。
 だからっ……」


明は裕翔を睨むと、



「だから何も言わねぇお前にムカついてんだよ!!」



裕翔の胸倉をつかんだ。
 
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