紅炎と雷炎 ①
Ⅵ
バンッ
翔「美樹、倉庫行くぞ~」
美樹「う…ん~? 翔~?」
いきなり理事長室に入ってきたのは、翔…ではなく、雷炎のみんなだった。
美樹「どうしたの、みんな…?」
陣「お前を迎えにいったら、教室にいなかった」
え、もしかしてもう放課後?
どれだけ寝てたの、あたし…
美樹「分かった、ちょっと待ってて」
あたしはカバンに寝る前に歌詞を書いた紙をカバンに入れて、立ち上がった。
翔「じゃあ行くか」