紅炎と雷炎 ①


と、いうことで今に至るのです。


ホントにあたしの母さんは、無茶を言う人だよ…


で、理事長室にいるのはいいんだけど、


美樹「なんでけんちゃんがここにいるんだ」


何故かあたしの前には、世界No.1の暴走族、紅炎の第八代目総長、杉本 堅がいた。


けんちゃんは、イケメンに入るほど格好いい。


昔は金髪だったのに、今は焦げ茶。


どっちも似合ってるけど、あたしはこっちのが好きだな。


堅「なんでって?」


美樹「だから、なんでけんちゃんがここにいるの?理事長は?」

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