紅炎と雷炎 ①


?「堅さん! 過去の話はやめてください!」


勢いよく理事長室に入ってきたのは、けんちゃんが総長の時の幹部、りょーちゃんもとい五十嵐 稜だ。


美樹「りょーちゃん! 久しぶり~!」


稜「えっ? その呼び方、もしかして、美美樹さん!?」


うわ~、覚えててくれたんだ!


美樹「うん! てか、りょーちゃんも学校の先生やってたんだ」


稜「はい、堅さんに俺の学校の先生になれ、といわれたので」


おいおい、けんちゃん。 何りょーちゃんまで、巻き込んでんだよ…


美樹「って、こんなことしてていいの? もう、授業始まるころじゃない?」


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