紅炎と雷炎 ①


陽はあたしじゃなく、あたしの後ろを捉えていた。 


あたしはゆっくり後ろに振り返る。


すると、


慧秀「「はい」」


慧と秀の二人が立っていた。


陽「じゃ、美樹ちゃん。 また、後でね」


美樹「え、ああ、うん。 ばいばい」


あたしが手を振ると、陽は晃を連れて歩きだした。


慧秀「「じゃ、行くぞ(で)」」


あたしは、秀と慧に腕を引かれ、教室に連れてかれた。
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