紅炎と雷炎 ①


翔「着いたぞ」


美樹「あ~、気持ちよかった~!!」


あたしはバイクを飽きるほど乗っているはずだけど、どうしても飽きることが出来ない。


というか、乗れば乗るほど、バイクを好きになっていく。


翔「変な女」


ボソッと翔が呟いた。


美樹「うるさいな! あたしはバイクが好きなんだよ。 何か、全て綺麗にしてくれるって感じ? あたしのことを浄化してくれるって感じかな?」


翔「浄化って、…っ、悪魔とかじゃないんだからさ…ふっ」


くすくす笑う翔。


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