紅炎と雷炎 ①


まあ、いいや。


面倒くさいし…。


美樹「…で? 母さんはなんであたしを呼んだの?」


美幸「そうそう、あなた高校行ってないでしょ?」


まあ…。


最初は行ってたけど、『アノ』事があって、退学になったからなぁ…。


でも、なんでいきなりそんなこと……っ、まさか!


美樹「…まさか、今更高校行け、なんて言わないよね?」


美幸「その、まさかよ! あなたには明日から、高校に通ってもらいま~す」


あぁ~、嫌な予感当たっちゃったよ。
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