Lovin'dreamer~恋が叶うその日まで~
「何しんみりしちゃってんの?流星っぽくないじゃん!!!」

そう言ってきたのは三年間で仲良くなって親友になった時津 空だ。

「だってさぁ、これでこの学校とも最後なんだぜ、そう思うとやっぱりしんみりしてくるじゃん。」

そう言いながら空の手を肩からどける。

「まぁな、でもこの三年間悔いのない学校生活を送ったと俺は思うけどな。」

空はそういうと教室の方を眺めた。

「お前はどうなんだよ!!!流星!!!」

流星は空にそう聞かれると少し、考えて呟く。

「俺も後悔は・・・ないよ!」

流星はそういうと空の肩をポンと叩き「ちょっとトイレ言ってくるわ。」

と言ってベランダを後にした。
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