Lovin'dreamer~恋が叶うその日まで~
教室に戻ると全員、席についていて流星は担任にバレないようにゆっくりゆっくりと自分の席の方に足を進めてゆく。

黒板の方を見ていた担任が流星のをいきなり向いて「卒業式の日まで、お前は遅刻するのか、流星!!!」

担任がそういうとまわりのクラスメイトから笑われた。

「いいから、早く席に着きなさい。」

そう言われると恥ずかしがりながら自分の席に着席した。

担任がダラダラの祝辞を言い出した時に流星は三年間で一番、思い出深く忘れられない日のことを思い出していた。
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