抹茶モンブラン
3章
1.温もりのないベッドサイド
光一さんが忙しすぎて、職場で過ごすのは高田さんと一緒の事が嫌でも多くなった。
光一さんは、相変わらずの追い詰められぶりで、お弁当を渡しても返事が無い事があった。
そういうのが続くと、何となく余計な事はしないほうがいいのかなと思う。
「口を利かないのは怒ってるんじゃなくて、単に耳に入ってないだけだから」
事前に言われていたけど、やっぱり声をかけても返事が無いと無視されたみたいで、軽く傷つく。
そんな訳で、私はお弁当を作る回数を減らして自分も外食したりバリエーションのある昼休みを過ごしていた。
事務の女性はほとんどが50歳を過ぎた職員さんで、彼女達はつるむでもなく勝手に自分の席でお弁当を食べている。
だから、私は事務に居た頃から昼食はだいたい一人だった。
もちろん一人が好きな訳でもなかったんだけど、話が合う人がいなかった。
そんな中、年齢が同じっていう事もあって、高田さんと時々ランチを外で食べるようになっていた。
光一さんは、相変わらずの追い詰められぶりで、お弁当を渡しても返事が無い事があった。
そういうのが続くと、何となく余計な事はしないほうがいいのかなと思う。
「口を利かないのは怒ってるんじゃなくて、単に耳に入ってないだけだから」
事前に言われていたけど、やっぱり声をかけても返事が無いと無視されたみたいで、軽く傷つく。
そんな訳で、私はお弁当を作る回数を減らして自分も外食したりバリエーションのある昼休みを過ごしていた。
事務の女性はほとんどが50歳を過ぎた職員さんで、彼女達はつるむでもなく勝手に自分の席でお弁当を食べている。
だから、私は事務に居た頃から昼食はだいたい一人だった。
もちろん一人が好きな訳でもなかったんだけど、話が合う人がいなかった。
そんな中、年齢が同じっていう事もあって、高田さんと時々ランチを外で食べるようになっていた。