『ピュアに恋して』~秘密な関係~ドリーマー
「わかった。
じゃあ、ともかく
まとまった現金が必要だな。


とりあえず、
これ」


若先生は
財布から
カードを取り出し

香奈へ渡した。



「若先生、こんなの
使えません!」


「いいから。
困った時は
お互い様だろ。


香奈のこと
信頼してるし

うちの大事な従業員だからな。


寝るところも
食べ物も困ってるようじゃ
まずいからな」



「先生、すみません。
あの給料から
引いてくださいね」



「そうだな。
違う支払い方法もあるけど」


若先生の目が光った。
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