『ピュアに恋して』~秘密な関係~ドリーマー
院長室へ入るなり
恒例のハグをされた。
むぎゅうううう
「くるし…」
「住む所、決まったの?
どこ?」
「三軒茶屋です」
「そっか、よかったな。
心配してたんだけど
電話できなくてさ
ごめんな」
そういって
後ろを向いてデスクの上の物に
手をかけた若先生。
あっ
若先生の後ろ姿を見て
気がついてしまった。
若先生の白衣の襟から見える
ぎりぎりのところに
赤い痕が見えた。
それがなんなのかさえ
私だってわかる。
恒例のハグをされた。
むぎゅうううう
「くるし…」
「住む所、決まったの?
どこ?」
「三軒茶屋です」
「そっか、よかったな。
心配してたんだけど
電話できなくてさ
ごめんな」
そういって
後ろを向いてデスクの上の物に
手をかけた若先生。
あっ
若先生の後ろ姿を見て
気がついてしまった。
若先生の白衣の襟から見える
ぎりぎりのところに
赤い痕が見えた。
それがなんなのかさえ
私だってわかる。