湖都子のポエム
確信した恋心
運命の出会い?
だけど…見つからないんだ
あの日から、探してるのに
ずっと、そばにいてほしい
隣で笑っててほしい
やっと捕まえた
それなのに、他の男のもの
知りたくなかった
いつかは…
振り向かせてやる
黒い感情が流れる
確信した恋心
加速していく気持ち
胸の高鳴り
あの時は思ってもいなかった
何もかも忘れて
頭の中、キミのことでいっぱい
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
保健室の出会いを忘れられない詩音
みつあみの女が声をかけてきた
またかよ、うるせー
不機嫌になる
「もう、怪我は大丈夫ですか?」
「えっ、なんで?」
覚えていないことに、がっかりする愛梨
「この間、保健室で…」
話してる途中で気づいた詩音
「あっ、絆創膏はってくれた子?」
「そうです、よくなりましたか?」
「髪型違うから、わからなかったよ
あの時はありがとう。もう、よくなったよ」
さわやかな笑顔で
周りがざわめく
「氷の王子が笑った」
黄色い声…に、びっくりする愛梨
「なら、よかった♪」
あの時の柔らかな微笑み
そのまま…立ち去る
取り残される詩音
「あの子、拓の彼女だよね」
黄色い声…に混ざって聞こえた
また会えて喜んでたのに
他の男のものなのか…
ピンクだった心が
黒い感情であふれる
確信した恋心
初めての恋
あふれる黒い感情