恋愛日記


そうやって思いだされるのはやっぱり隣の彼で


「未練がましいな……私」

こんな自分が嫌になった。


一通り見て、外に出ると外はもう薄暗くなって来ていて

そろそろ帰ろうかという彼の言葉を待っていた。

しかし、

「ねぇ、この後俺の家に来ない?」

期待の言葉とは違う言葉だった。


「いや、お家はいいよ。迷惑だし……」

そういう私を見て

「なんでよ~いいじゃん」

と言って肩を組んで来た。


何っ!?
触れられたことに嫌悪感を覚える。
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