恋愛日記
それは、明るい茶色髪の彼だった。
なんで……
ここいにいるの?
どうして……
彼は男子の手首をぎりぎりと握る
「いってぇ……っんだよ!やっぱりお前らデキてたのかよ」
痛みに顔を歪ませながらそう言うが、
彼はその質問に答えず言った。
「帰れ」
いつもと違う鋭い目は私までもびくっとさせた。
「はっ、言われなくても帰るよ、
こんな女こっちから願い下げだわ」
そう言い捨てて帰ろうと動きだした男子をなぜか彼が引きとめる