恋愛日記
私も小さな声で
「おはよ」
と言った。
目が合って、昨日の事がお互いにフラッシュバックされて恥ずかしくなる。
きっと、周りにはなんで私達の顔が真っ赤なのか分からないだろう。
「今日は早いんだね」
席についた彼にそう問いかけると
「寝れなかったんだよ……」
と顔を隠しながら言った。
私と一緒だ……。
ドキドキして寝れなくて、早く会いたいのに緊張するから会いたくない。
そんなよく分からない感情が混ざり合って寝れなくなる。
それが彼と一緒だったなんてそれだけでなんだか幸せな気持ちになる。