恋愛日記
もう〜!!留年なんかなったら一緒に2年生になれないよ!!
せっかく3年間同じクラスなのにそれでは意味がない。
なのに、肝心の彼はあまり焦る様子もなく先生の話を聞いている。
「先生……っ、私、勉強教えます」
私がそう言うと、先生は
「お、それは頼もしいな!
お前なら勉強もそこそこ出来るから」
と言った。
よし、何とかして彼の留年の危機を救わなくては!
「じゃあ、今日放課後私の家で……」
はっ!!
いつものクセで友達に教える感じで言っちゃったけど
さすがに家ってまずいんじゃ……