恋愛日記
「おー、怒ったとこもネコそっくりだな」
そしてさらに怒った私を挑発する。
そんな所にも幸せを感じてしまうんだけど。
昼休みになると
隣の席で寝ている彼を起こす。
それが私の日課みたいなものだったのに
私より先に
隣のクラス可愛いらしい女の子が彼を起こした。
ポンポンと肩を叩く彼女を見ていると
彼は起き上がった。
「起こして、ごめんね
これ落とさなかった?」
彼女が持ってたのは私とお揃いのネコのストラップだった。