恋愛日記



私にとっては夜になれば必ずいるお父さんとお母さん。

それが当たり前だって思って甘えていたけれど

そんなの違うんだ。


「それってさ、きっかけが無かったらずっとこのままだったと思うんだ。

でも、お前が俺に愛情表現の仕方を教えてくれた。

その事話したらさ、親父お前に会いてぇって」

すごく嬉しそうに話している。


そんな彼を見たら私まで嬉しくなる。


「うん……私もお父さんに会いたいな」

って言うと彼は楽しそうに笑った。



< 170 / 343 >

この作品をシェア

pagetop