恋愛日記
私は車に乗りながら、ポロポロとながれる涙を無視した。
家について、すぐに自分の部屋にこもった。
お母さんもお父さんも気を使ってくれて
話しかけてはこなかった。
自分の部屋のベットに座り込むと
無意識に下がった頭によって自然と
携帯に付いたネコのストラップや指輪が目に入る。
幸せに溢れていた
なのに何で。
それなのに
「何でっ、私なんだよぅ……。」
もっと、もっといたじゃんか。
人の事を不幸にさせて喜んでいる人とか
悪い人はいっぱいいるじゃんか。