恋愛日記
いきなり教室のドアが開いた
ガラガラーー!
音をたてて、開くドアに目を向けると
視界に入って来たその人物を見てとても驚いた。
だって……。
だって、
「猫の人……」
同じ、クラス!!?
「お前なぁ、入学式から遅刻はないだろ」
先生が注意するも
「すんません」
と言って軽く流す。
それに対して周りも彼を見ていた。
「お前はそこの、空いてる席な」
はっ!!!
先生の指差す方を見てさらに驚いた。
空いてる席って、私の隣じゃんっ!
3年間クラス一緒って、席隣って
どうしよう。