恋愛日記
いつものように手を繋いで彼について行くと
どこにいくつもりなのか、彼は駅とは逆方向に進んでいく。
人があまりいない、階段を上って草をわけるとそこには
「わーすごいっ!」
絶景が広がっていた。
そこに広がる世界は、オレンジ色でキラキラと私の目に光って映る。
「こんな場所、あったんだ……」
誰からも見つからないような秘密きちみたいな場所。
そこからこんな風景が見えるなんて。
「綺麗だねっ!ホント!!」
私はそうはしゃぎながら写真をたくさんとった。