恋愛日記
「ねぇ、」
すると突然、友達が私を呼んだ。
私が顔をあげると心配そうな顔をして
「どうかした?」
と聞いてきた。
「なんで?」
出来るだけ、明るく言ったのに
「泣きそうな顔してる。彼とも話してない。」
そうズバッと言われて本当に泣きそうになった。
泣いてしまいたい。
涙をボロボロ流して暴露しちゃいたい。
そんな表情が顔に出たのか、私の友達は
「教室でよっか」
そう言って、誰もいない空き部屋に向かった。
それからメールを打って、もう一人大切な友達に
『大事な話がある』
そう伝えた。