恋愛日記
周りの言葉が私の隣に座っている彼のことを言っているのが分かる。
それは本人も同じみたいで、彼は椅子に堂々と座りながら舌打ちをした。
クラスのほとんどが彼を見ははじめて、ある一人が言った。
「お前、はやく名乗り出ろよ」
彼はその言葉を言った人を睨み低く答える
「やってねぇよ」
すると他の人がまた加わる。
「じゃあみんなでこいつの荷物検査しようぜ、ポケットの中のものとか全部見せてみろよ」
ひどいと思った。
ただ髪の明るすぎるだけで、授業をさぼっているだけで
みんなが犯人だと疑っている。