恋愛日記
寂しそうな顔、してほしくなくて、笑っていてほしくて、
自分でも意味の分からない言葉を言ったって分かってる
「ふっ、ばーか
何回も言わなくていいよ。
お前のあの一回で十分だ
ありがとな」
にこっと彼の笑顔がこちらに向いた。
どきっ、どきっ、どきっ、
すごく好き。その笑顔が。
ずっと笑っていてほしいって思う。
疑われることに慣れてしまっても、きっと心のどこかでは寂しいと思っているはずだから
一人じゃないよ。
そんな事を心の中で思ってしまったことは、
私だけの秘密にしておこうと思う。