恋愛日記


「そういえば、菜知ちゃんと同じくらいの年の子だったよ」


やっぱり、そうだ。

「あの、その子って……」

どんな子なのか、聞こうと思った時

コンコンー

「あ、松井さんちょっといいかしら?」

大事な所で、別の看護師さんが松井さんを呼びに来てしまった。


「ごめんね、菜知ちゃん

また後でね」

そう言うと、看護師さん2人は私の部屋から出て行った


聞けなかった……。


でも、私と同じ年の女の子だってことが分かっただけでもいいや






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