理想の男~Magic of Love~
私がここにいたことに、
「えっ?

何で?

どうしてここに?」

浩治は驚いたリアクションをした。

「何って、お昼を食べにきたんだけど」

そう言った後に私は続けて、
「浩治こそ、どうして?

女の子と一緒で」
と、浩治に質問した。

質問された浩治は、
「か、彼女は違うんだ。

同僚で、ちょっと相談に乗ってただけで…」

後ろにいる彼女をチラチラ見ながら私に説明しようとする。

浩治に見られている彼女は状況が理解できないと言う顔をしている。

それでも私に説明をしようとする浩治に、
「無理して説明しなくていいよ。

浮気してたなら浮気してたって、そう答えてくれればいいから」
< 235 / 270 >

この作品をシェア

pagetop