理想の男~Magic of Love~
藤は満足そうに笑って、
「自分でもうまいと思うだろ?」
と、言った。

「んっ、んん…」

藤の小指が口の中から離れた。

口の中に残ったのは、甘いチョコレートの味と藤の指の感触だった。

「どうした?」

藤がフォークにいちごをつけた後、聞いてきた。

「ううん、何でもない」

私は首を横に振って、フォークにマシュマロをつけた。

指が口の中から離れたことを名残惜しいと思うなんて、私は変態か。

マシュマロをチョコレートにつけた後、
「愛莉」

藤が私の名前を呼んだ。

藤はイジワルそうに笑った後、
「お楽しみはパーティの後で、な」
と、言った。

☆★END☆★
< 270 / 270 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:32

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

シークレットシスターーDance with the Devilー

総文字数/36,344

恋愛(ラブコメ)105ページ

表紙を見る
熱愛発覚中

総文字数/80,603

恋愛(純愛)225ページ

表紙を見る
公然の秘密

総文字数/71,822

恋愛(純愛)211ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop