旦那様は見知らぬ方⁉
「せっかくいいとこだったのにお前やってくれたな…」
「ニャーオ」
「俺だって分かってるよ、でもないろいろ順番を間違っちゃったんだよ」
「フッ」
「お前笑ったな?おい?笑ったな?」
あれからチャコによりムード台無しになり気まずくなったところで美華は買い物に行った。
興奮して眠れなくなってしまった俺に対し、我が物顔で美華が寝ていた隣でまるまるチャコに話しかける。
寂しい奴だな俺…。
「お前も年頃だろ?恋人欲しくねぇのかよ」
「そりゃ私だって欲しいわよ」
「だよな〜よし、俺に任せろ」
…………。
一人でなにやってんだ。
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