旦那様は見知らぬ方⁉
その夜、一緒に風呂に入ろうと言うと、渋々美華は了承した。
別々にシャワーを浴びて、
その後一緒に湯船に浸かり夜の海を眺めた…
「おいで、美華」
「…うん」
ベッドで座っている俺の隣に美華はゆっくり座った。
ワインを少し飲んでホロ酔いになった俺達はゆっくりと唇を重ね、俺は美華を白いシーツの上へ押し倒し、自分の身体で組み敷く。
「あの夜もこんな風にゆっくり階段を上がって行ったの?」
「いや、部屋に入った途端に性急にキスをして崩れるようにベッドに倒れたよ」
「ほとんど記憶にないけど、気持ち良かったことは覚えてる」
「おい、煽るなよ…」
「酔いのせいだよ」
「じゃあこれも酔いのせいだな」
そう言って彼女の首元に顔を埋めた。
それから朝日が登り初める頃まで2人は愛し合った…
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