【B】星のない夜 ~戻らない恋~

お父さんは無言で部屋から出て言って、
お母さんは「何てことしたのよ」っと小さく呟いた。



その夜、両親は咲空良のもとへと電話をする。


明日の朝から実家に来てほしいと。




後もう少し……この子を守って、
私は何もかも手に入れたいから。



大切なものを守るためなら、
葵桜秋の名前なんてなくなってもいい。
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