lovelove♡story 2


電車をなんとか降りる。

「東条くん!ごめんね!」

「全然!大丈夫です!」
彼はニコっと笑う。

「じゃあ俺、コンビニ寄ってから帰るので‥」
「あ、うん!ありがとう!お疲れ様。」


東条くんは足早に行ってしまった。
きっと気をつかって
私とは一緒に帰らないようにしてくれたんだ‥
考えすぎかもしれないけど‥


私は、どこまでも優しい彼に
心が痛くなった。
< 101 / 112 >

この作品をシェア

pagetop