lovelove♡story 2

その手がだんだん上の方にくる。


もうやだっ‥
思わず目を閉じたその時。

「おっさん、そういうのやめなよ。」
頭上できこえる声。
狭い車内の中で誰かのうでの中に引き寄せられる。
「ひゃ‥」


「もう大丈夫だから。」
耳元で囁かれる。
この声、どこかできいたことある‥
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