lovelove♡story 2
「なんか顔についてる?」
「あっ、いえ‥」
彼は、ハサミを自分のポケットにいれて言う。
「もうこんなことするなよ。」
その途端、私はさっきのことを思いだす。
涙がまた溢れてくる。
「わっ、泣くなって!俺が泣かしてるみたいじゃん。」
「ごめんなさ‥い‥」
すると彼は笑って言う。
「‥可愛い顔なのに、そんな泣いてたらもったいないよ。」
「こんな顔やだっ‥いらない!」
「どうして?」
「皆に嫌われるから‥友達ができないから‥」