lovelove♡story 2


「‥りほ?大丈夫?顔真っ赤じゃん!」

かけよってくる五十嵐。
私は自然と顔をそむける。

「‥大丈夫。」
「りほ、どうしたの?なんか、変。」
「なんでもないよ。」

すると、顎に指をかけられ、無理やり顔を向かせられる。
「っ‥」
「どうしたの?」

五十嵐のまっすぐな瞳をみた瞬間、私は嘘をつけないと思った。
重たい口をひらく。
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