lovelove♡story 2
「大丈夫‥?なにかあったなら、話きくよ?」
そう言って真剣な眼差しで見つめてくる。
俺は自然と聞いていた。
「‥なんでわかんの?」
すると彼女は微笑む。
「五十嵐くんだから、かな‥?」
「え?」
「ううん。なんでもない。そこの公園、行く?」
「いやでも‥ほんとにお前に関係ない話だし‥だいたい花田とほとんど話したことないし‥」
「だからだよ。全くの他人のがいいでしょ?悩み吐くなら。私だったら、そうしたいもん。きっと仲良い人に相談したら、心配かけちゃうだろうなぁとか思うもの。」
そう言ってフワリと笑う。