lovelove♡story 2
17
私はバイトに向かっていた。
はぁー‥
ため息しかでない。
こんなに憂鬱なんて‥
でもバイトとかまだ一回もでてないのに辞めます、とも言えないし‥
行きの電車はだいぶ空いている。
夕方の光が差し込んできてなんだか眩しい。
夏の、海の家でみたきれいな夕陽を思い出す。
あの頃はまだ五十嵐とも付き合ってなかったのかぁ‥
でも、あの時の気持ちが1番まっすぐだったなぁ‥
夏に戻りたいな。
考えているうちに
電車が駅についた。